WHR-300HP2のDD-WRT化

はじめに

DD-WRTというギークな世界が有ることを知ってしまったので, 手元のWHR-300HP2で試すことにした.

作業を始める前に

先人たちの有用な記事を眺める.

buffaloのWHR-300HP2をdd-wrt化する。 – UbuntuによるEco Linuxサーバ構築記
ばっくらっしゅの備忘録: WHR-300HP2

IBMのページも一読することをおすすめする.

https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-wifisecureddwrt/index.htmlwww.ibm.com

とりあえず以下を準備する必要が有る様子. なお,最新のDD-WRTファームは起動しないらしい.

DD-WRT

純正ファームのWebUIからDD-WRTファームを指定するだけ. ここで使うのは firmware-jp.bin というファイルの方.

成功すれば正面のランプが3つ程点灯する. またIPアドレスは 192.168.1.1 になる.

詳細は既にいろいろな方が記事にしてるので割愛.

アップデート

DD-WRTのWebUIで buffalo_whr_300hp2-webflash.bin のファームを指定する.

最新のビルドが使えないとのことだけど,2014-10-10 は流石に古い.

で,いろいろ入れてみたところ 06-10-2018-r36104 までは使える様子.

f:id:HeavyMoon:20181208220118p:plain

ちなみに,11-03-2018-r37582 から 12-04-2018-r37908 まで,ダメ元で試してみたが起動しなかった.
これから試す人は r36104 の firmware-jp.bin から試してみることをおすすめする. だたし,Language Selection で Japanese を選択すると設定画面が文字化けする.

本家のOpenWRTも簡単に導入を試みてみたけど動かないっぽい.
[OpenWrt Wiki] Techdata: Buffalo WHR-300HP2

ちと古いけれど,ひとまずはこれで弄ってみることにする.

SSH

Services > Services Management の設定を下の方にスクロールしていくとSSHの設定があるので有効にしておく.

f:id:HeavyMoon:20181208233441p:plain

ログイン時のユーザ名は root . パスワードはWebUIログインで設定したもの.

$ ssh root@192.168.1.1
DD-WRT v3.0-r36104 std (c) 2018 NewMedia-NET GmbH
Release: 06/10/18
root@192.168.1.1's password: 
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                       DD-WRT v3.0
                   http://www.dd-wrt.com
 
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BusyBox v1.28.4 (2018-06-10 15:05:13 CEST) built-in shell (ash)

root@DD-WRT:~# 

とりあえず使えるようになったので,一旦ここまで.